大学生になると、
授業、課題、レポート、バイト、サークルなど、
やることが一気に増えます。
「今日は時間があるはずなのに、何も進まなかった」
「やることが多すぎて、どこから手をつければいいか分からない」
と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
タスク管理がうまくいかない原因を、
計画性がないから、能力が足りないからだと
考えてしまいがちです。
しかし、心理学や行動科学の視点では、
やることが多いほど、人は動けなくなりやすい
という特徴が指摘されています。
この記事では、
大学生が「やることが多すぎて動けなくなる」理由を整理し、
無理なく実践できるタスク管理の考え方を紹介します。
タスク管理は能力ではない
覚えておくことが多すぎる
タスク管理がうまくいっていない状態では、
「やらなければいけないこと」を
頭の中で覚え続けていることが多くなります。
- 課題の締切
- レポートの内容
- 連絡しなければいけないこと
こうした情報をすべて記憶に頼ると、
それだけで脳に大きな負担がかかります。
タスク管理が苦手なのではなく、
覚えておく量が多すぎる状態に
なっているだけかもしれません。
脳は「未整理な情報」が苦手である
人の脳は、
整理されていない情報を扱うのが得意ではありません。
やることが頭の中でバラバラに存在していると、
- 常に気が散る
- 落ち着かない
- 何から始めればいいか分からない
といった状態になりやすくなります。
この状態では、
意志の強さに関係なく、
行動を起こしにくくなります。
タスクが増えるほど動けなくなる理由
選択肢が多いと行動できなくなる
やることが多いと、
「どれからやるか」という選択を
毎回しなければなりません。
選択肢が多いほど、
判断にエネルギーを使い、
行動開始が遅れやすくなります。
結果として、
「何も始められない」という状態に
陥りやすくなります。
優先順位を毎回考えている
タスク管理がうまくいかないとき、
その日の状況に応じて
毎回優先順位を考えていることがあります。
しかし、
優先順位を考えること自体も負担になります。
優先順位が固定されていない状態では、
タスク管理は不安定になりやすいと考えられます。
タスクを整理する基本的な考え方
頭の外にすべて出す
タスク管理の第一歩は、
頭の中にある「やること」を外に出すことです。
- 紙
- ノート
- アプリ
どの方法でも構いません。
重要なのは、
覚えておく必要をなくすことです。
「やること」と「考えること」を分ける
タスク管理では、
- すぐにやる作業
- まだ考えが必要なこと
を分けて扱うことが大切です。
「考えながらやる」状態が続くと、
行動のハードルが高くなります。
まずは、
やることを単純な行動レベルまで分解する
ことが有効です。
大学生活にどう使えばいいか
大学生のタスク管理では、
高度な方法や完璧な計画は必要ありません。
- 紙でもアプリでもよい
- 毎日更新しなくてもよい
- 多少崩れても問題ない
大切なのは、
「考えなくても次にやることが分かる状態」を
作ることです。
タスク管理は、
自分を縛るためのものではなく、
考える負担を減らすための道具として
使うのが現実的です。
まとめ
- やることが多いほど、人は動きにくくなる
- タスク管理は能力の問題ではない
- 未整理な情報は脳に負担をかける
- 脳の外に出すことが第一歩
- 大学生活では「考えなくていい状態」を作ることが重要


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